屋久杉の香り“樹香”は、屋久杉という貴重な資源を最後の最後まで活かしたいという願いから生まれました。
株式会社コピオンは、1967年より、屋久杉工芸品の製造を始め、業界トップの位置を占めて参りましたが、製造の過程で大量に出るオガクズをどうしても捨てることができませんでした。
1000年以上生きてきた樹の生命力なのでしょうか、貯蔵してあるオガクズからは、むせ返るほどの芳香が出てくるのです。
「このオガクズには、まだ命がある。この命を活かし切ることこそ、自分の製造者としての使命ではないか」
コピオン創始者である当時の社長、今市民郎は、自然資源の再活用への真摯な思いで、この課題に取り組みました。
今市社長の思いは、鹿児島県工業技術センターの指導と技術協力のもと、屋久杉の樹脂分を精油として抽出することに成功し、それを香りの製品、“樹香”に仕上げることによって遂げられました。
当社が自信を持ってお届けする香り製品、“樹香”が、ほんの僅かな時間でも、皆様を大自然、屋久島のふところへといざなうお役に立てましたら幸いです。
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